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ウィーンからブダペスト日帰り:列車で行けるか、何が見られるか
2026年10月2日更新
ウィーンからブダペストへの日帰りは可能です。ÖBB(オーストリア連邦鉄道)がウィーンからブダペストまでレイルジェットかユーロシティを毎時1本、直通で運行しています。2つの都市は1918年まで同じ帝国の共同首都で、それが建築に表れているため、実際に足を運んで比べてみる価値があります。
ただし、1日で十分だというふりはしません。
列車
毎時1本、直通、乗り換えなし。レイルジェットはブダペストからジェールとタタバーニャを経由してウィーンまで走り、何本かはさらに西のザルツブルクまで続きます。支線ではなく幹線のサービスです。
ÖBBはブダペスト路線のページで所要時間を公表しておらず、当サイトも運行会社の情報で確認していない数字を載せるつもりはありません。お伝えできるのは、1日の予定を左右する事実です。運行は早朝から夜遅くまで両方向とも毎時1本なので、時刻表は制約になりません。制約になるのは距離です。
ÖBBのハンガリー行き早割運賃「シュパールシーネ(Sparschiene)」はかなり前から販売され、当日運賃よりずっと安くなります。日程が決まっているなら予約しましょう。
ハンガリーの通貨はユーロではなくフォリントです。シェンゲン圏内なので列車での国境審査はありませんが、両替するかカードを使う必要があります。
1日で現実的に見られるもの
日帰り先としてのブダペストの強みは、主要な見どころがドナウ川沿いに集まっていることです。ひと続きの散策でほとんどを回れます。
7〜8時間で回れるプラン:
ペスト側。 川岸から眺める国会議事堂(内部は予約制ツアーが必要で、日帰りなら外すのがふつうです)。聖イシュトヴァーン大聖堂。中央市場。体力があればアンドラーシ通りも。
くさり橋を渡る。
ブダ側。 王宮の丘、漁夫の砦、マーチャーシュ聖堂。そして多くの人がここを訪れる理由である、川越しの眺め。
これで充実した満足のいく1日になります。ただし、温泉、ユダヤ人地区、メメント・パーク、恐怖の館、そしてペスト側の環状道路より外側はすべて含まれていません。
見逃すもの
温泉です。セーチェーニ温泉とゲッレールト温泉は、ブダペストがブダペストである理由のひとつです。温泉で2時間過ごしてなおウィーンに戻れる日帰りプランは存在しません。
温泉が目的なら、それは日帰りではなく週末旅行です。
列車か、ツアーか
この場合は個人で行くのがおすすめです。路線は毎時1本の直通、街歩きにガイドは不要。ウィーン発のブダペスト行きバスツアーは鉄道ではなく高速道路で時間を使い、到着も遅くなります。
例外は、慣れない街を外国の通貨で、限られた時間の中で回るのが不安な人です。ガイド付きの日帰りツアーなら道順も時刻表も気にせず決まった行程に乗るだけで、人によってはその割増料金に見合う価値があります。
2泊のほうがいい理由
ここまで書いてきたことすべてが、そう示しているからです。
ブダペストに2泊すれば、日帰り客が列車に乗っている夜に、ライトアップされた国会議事堂と王宮のドナウ川のパノラマを楽しめます。朝は温泉で過ごせ、日帰りでは必ず削られるユダヤ人地区にも時間を割けます。街で最も語るべきものが多いのがこの地区です。
ブダペストはウィーンよりかなり物価が安いので、2泊目はウィーンで同じ1泊をするより安く済みます。
予定が1日空いていて、ウィーンのホテルが動かせないなら、行きましょう。見どころが川沿いに並んでいるので、遠めの日帰り旅行の中では最も満足度が高い行き先です。日程を動かせるなら、動かしましょう。
もっと近い選択肢
ブラチスラヴァは1時間ほどの距離で列車は1時間に2本、しかもこちらも別の国の首都です。妥協ではなくきちんと成立する日帰り先で、夕食までにウィーンに戻れます。詳しくはブラチスラヴァのページをご覧ください。